はじめに
ヨッシーブログをご覧いただきありがとうございます。
登山歴数年の私が、関西から北アルプスへ登山に来るたびに北アルプスの中心にそびえていた槍ヶ岳!
いつも周辺の山から眺めては、「いつかチャレンジしたい!」と心に決めていました。
そして今回はついにあこがれの槍ヶ岳の山頂を目指して登山を開始することができました。
過去の奥穂高岳への登山についてはこちらから↓
概要
- 2019年 9月20日(土)~21日(日)
- 北アルプス 槍ヶ岳(3180m)
- 飛騨沢ルート
- 登り 8時間 下り 5時間
槍ヶ岳は北アルプスの中心なだけに、どこからアプローチしてもとても時間がかかるんです。コースタイムでは軽く10時間オーバー
代表的な登山ルートとしては、上高地へバスで入り横尾山荘から直進して槍ヶ岳に向かう槍沢ルートがあるのですが、上高地からだとバスの時間が決まっているため一泊二日の工程では時間がかかりすぎるから無理ということで、今回は最短ルートの飛騨沢ルートをチョイス
そしてそして荷物が重いテント泊で挑むことにしました。
槍ヶ岳登山
槍ヶ岳 新穂高温泉登山口へ
2019.9月の中旬。台風が九州上陸したくかしてないかの微妙な天気の中、いつもの登山仲間と二人で槍ヶ岳を目指し関西を出発
今回は、新穂高温泉からの入山と決めていたので、新穂高ロープウエー付近の駐車場を検索
早朝3時に到着したため、一番近い駐車場(有料)はP4のみ。あとは封鎖中
ちなみに一番近い無料駐車場はP5。24時間空いているけど、出だしからザックを背負って歩くにはかなりの距離のため今回はお金で解決することに
車でザックだけを運んで車を置きに行く方もおられました。それもいい考え!
登山スタート
早朝5時10分に登山スタート
ちなみに、槍ヶ岳は北アルプスの中心にあるためこの位置からはまだまだ拝むことができません。
出だしはとりあえず、砂利のほぼ平地をひたすら進みます。(写真に収めるような景色もあまりない厳しいルート)
ひたすら一本道を登って出発から5時間。徐々に登山道らしくなり、急に景色が開ける瞬間があります。
この、かなりの急登を登って尾根に。まだ槍ヶ岳の姿はみえませんが、
美しい景色に遭遇。しばらく疲れを忘れて目を奪われました。
飛騨沢ルートは最短で槍を目指せる代わりに景色の変化に乏しいルートといわれています。ここまではなかなかつらかった。ザックもテント装備で重い・・・。
北アルプス一望の山頂へ
尾根まで出ればもう少し!と期待していましたが、そんな簡単じゃない。「あれが槍かな?」とか言いながら尾根をひたすら登ります。
登山開始から7時間、ついに槍ヶ岳ふもとまで到着
遠くから見るとあんなにとがっているので、本物か疑いましたが本物でした笑
ここから槍ヶ岳山荘まではすぐそこ
テント泊のため、山頂へ向かう前にテント場を確保し荷物を最小限にした上で山頂に向かいます。
今回は台風が近づいている状況での登山だったので、登山客も多くなく山頂へのアプローチも比較的スムースに
とはいっても、梯子が続く険しいルート
また、人が多い状況では落石などの危険性もあります。
1時間ほどかけて山頂に到着
運よく晴れてくれていたため。北アルプスが一望することができました。
しばらく時を忘れて景色を楽しみます。
新田次郎の「孤高の人」で有名な北鎌尾根から登ってくる登山者もいました。
槍のようにとがった山頂だけにそこまで広くない。
まったりタイム
人が増えてきたので下山し、山荘で昼食とご褒美のビール
最高の景色の中で呑むビールは最高でした。
テントの設営などしたあとは、のんびりタイム
槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山荘は立地上、水が少ないためテント泊登山者に向けては有料での提供となっています。山小屋泊すれば水はもちろん無料
テント場は、近いところなら山小屋から歩いて2分程度。
場所は早い者勝ちとなっているのでもちろん立地のいいところから埋まっていきます。
僕は、12時に到着し5~6組先約がいましたが、まだまだ選べるほど空いていました。
小屋の入り口は24時間空いていますが、水の提供が5:30~18:00のため早朝出発を予定している場合は前日の補給がおすすめ
下山
テント泊では夕食を食べ夜が更けるとやることがないので早々に就寝。
夜は気温が下がり冷え込むことも覚悟していたけど、天候が曇りということもあり寒さを感じることはありませんでした。
夜中から雨が降り出した大きな雨の音で目が覚めると、そこからはなかなか寝付けず。
暇なので朝食をとろうのも、水がない!山小屋は5時半からしか水の販売をしていない。結局時間まで待ってから水を補給し出発することに。
下山はひたすら下り。登ってきた距離が長いので当然ずーっと下りになります。
台風来ているのですれ違う入山者はいないだろうなーと思っていると、数名の入山者と遭遇。後から調べると台風は消滅し天気も回復するとのことでした。よかった。
中間地点となる槍平小屋に到着。この山小屋で一泊し槍ヶ岳にアタックすることもできるみたいです。
そして、10時40分に登山口に到着。
新穂高温泉でゆっくり疲れを癒して、帰路につきました。
まとめ
いろいろな山から槍を眺めあこがれを感じていたので、今回の山頂は感動だった。景色も北アルプスの中心から山々を眺めることができ感無量。
登山前に、テント場や駐車場の情報を調べてみたけど、意外に情報が少なく不安だった。
人が多ければ、槍ヶ岳山頂は混雑するし落石も発生しそう、改めてヘルメットの装備は必要と感じた。
テント泊にはつま先を守れるような軽いサンダルがあると便利
登山中に槍の姿があまり見れなかったので、次回は違うルートを楽しんでみたい。
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