キャンプの楽しみの一つに料理があります。
食材を煮たり焼いたりするためには焚火の炎を使うか、手軽なバーナーが必要になってきます。
キャンプ初めての方や、スタイル変更を考えている方などからどんなバーナーを購入しようか迷っているという話もよく聞きます。
今回は2つの優秀なシングルバーナーを徹底的に比較してみました。
イワタニ(iwatani) タフまるJrってなに?
コンパクトなのに高火力!小型アウトドア用コンロの代表ともいうべき商品。
ソロキャンプや少人数に適したコンパクトサイズといいながらも、火力は十分。
空気は通しても風は通さない「ダブル風防ユニット」でアウトドアでの風の影響を抑えます。
名前の通り、耐荷重も20kgとダッチオーブンも使える頑丈さ
持ち運びに便利で収納もすっきりの専用ケース付き。本体もケースも魅力的なカラーに仕上がっています。
コンパクトさを追求した設計
本体サイズ | 286 (幅) × 192.5 (奥行) × 122 (高さ) mm |
ケースサイズ | 320 (幅) × 252 (奥行) × 135 (高さ) mm |
重量 | 約1.6 kg(ケース込重量:約2.5kg) |
最大発熱量 | 2.3kw(2000kcal/h) |
カラー | 本体:オリーブ、キャリングケース:カーキ |
ガス消費量 | 約169g/h |
使用できる鍋の大きさ | 上面の内径が20cm以下(小さい鍋は鍋底が11cm以上) |
生産国 | 日本 |
スノーピーク(snowpeak)のHOME&CAMPバーナーとは?
家でも、キャンプでも場所を問わず活躍してくれるスノーピークのHOME&CAMPバーナー
既成概念を覆すコンパクトデザインとなっており、なんといってもトランスフォームする姿はキャンプ好きでなくても心を奪われるでしょう。
持ち出しやすいサイズ感も魅力的。キャンプにバーナーは必要不可欠ですが積載スペースの関係で少しでもコンパクトに持ち運べるのが一番ですよね。
安定感のある安心設計
本体サイズ | 301×346×120mm(使用時) |
ケースサイズ | 90×120×255mm(収納時) |
重量 | 1.4kg |
最大発熱量 | 2.4kw(2100kcal/h) |
カラー | ブラック・カーキ・シルバー |
ガス消費量 | 約178g/h |
使用できる鍋の大きさ | 対応鍋径:最小φ14cm~最大φ30cm |
生産国 | 日本 |
価格 | 10425 |
メーカー比較
早速なので、大手2社メーカーについてもまとめてみたいと思います。
スノーピーク(snowpeak)
今やキャンプ好きでなくても誰もが知っているキャンプ界のキング オブ キング!
キャンパーのギアを確認してみると誰もが一つは持ってるんじゃないのってぐらいキャンプギアすべてを網羅した品ぞろえ。
スノーピークのキャンプギアは他のメーカーとはクオリティーも値段も違うハイスペック・ハイクオリティーなキャンプを実現してくれます。
本社は新潟県のほぼ中央部に位置する三条市ですが、日本のみならずアメリカや韓国へ店舗を展開し、キャンプ場も各地でオープンしています。
スノーピークの商品には「永久保証」がついており、経年劣化やユーザー自身の過失などを除いてすべて修理が可能とのこと。
イワタニ産業(iwatani)
企業理念「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」
創業者岩谷直治の事業哲学を表現したもので、今もなお引き継がれている。
LPガス、カセットこんろを中心としたエネルギー事業と、水素などの創業以来の産業ガス事業を基幹として、それらから派生した機械、溶材、電子機器、マテリアル、食品など幅広い分野で事業展開を図っています。
最近になって、キャンプ業界に進出してきたかとおもえば、ぐんぐんと目玉商品を連発しています。
僕も、イワタニ商品にはお世話になりっぱなし。アウトドアでも家庭でも使える調理器具はキャンパーも一目置く存在です。
常に顧客の声に耳を傾け、価値を創造してくれているからこそ、心くすぐる商品が発売されるんでしょうね。
徹底比較
会社の概要はこれぐらいにして、さっそくジャンルに分けて比較していきましょう
火力比較
バーナーの命とも言える火力。
一番初めに比較しておくべき内容かと思いトップバッターとして勝負してもらいました。
HOME&CAMPバーナー | イワタニ タフ丸Jr | |
最大発熱量 | 2.4kw(2100kcal/h) | 2.3kw(2000kcal/h) |
ガス消費量 | 約178g/h | 約169g/h |
火力の比較結果は、ほぼほぼ互角。ガスの消費量から判断するも、製品のスペックに差がないように感じました。
ただ、アウトドアで使用することを考えると風防がついているタフマルの方が若干有利な気がします。
サイズ比較
HOME&CAMPバーナー | イワタニ タフ丸Jr | |
本体サイズ | 301×346×120mm(使用時) | 286 × 192.5 × 122 mm |
ケースサイズ | 90×120×255mm(収納時) | 320 × 252 × 135 mm |
本体のサイズ(使用時)であれば、イワタニの方がややコンパクト。
イワタニのタフまるJrには鍋のサイズに指定があり、本体サイズを超えるような鍋は使用禁止となっています。
大きめの土鍋なら使用可能サイズを超えてしまいますので注意が必要です。
タフ丸Jは、専用のケースがセット販売されているため持ち運びや積載に便利。
収納サイズでいえば圧倒的に、HOME&CAMPバーナーがコンパクトにまとまっています。
しかしながら、専用バックは今のところ無し。しかし、もともと小さいので持ち運びに苦労することはありません。
商品に傷を付けたくないのであれば専用バッグも必要ですね。ってことで作ってみました。
サイズは、持ち運び時のコンパクトさが重要となってきますので、圧倒的にスノーピークの勝利となります。
使用感
スノピは、長時間使用するとバーナーの熱がテーブル側に伝わってしまうとのこと。なので、マットが必要となっており別売りで販売されています。
キャンプテーブルでよくある金属製のテーブルなら心配なく使えますが、木製のものや大切なテーブルで使用する際はマットを敷くなど対策が必要ですね。
一方、イワタニは使用時もテーブルなどが熱くなる心配もありません。
昔から変わらないガスコンロの形には意味があったんですね。
値段比較
HOME&CAMPバーナー | イワタニ タフ丸Jr | |
値段 | ¥10,978 (税込) | ¥7398(参考価格) |
価格についてはさすがのsnowpeak、しっかりとした値段設定になっています。
しかし、値段を見ても高いとは思わせない商品のクオリティー。完成度の高さ。
イワタニについては、ガスコンロにしては多少お高い感じはしますが良心的な値段設定になっています。
重さ比較
HOME&CAMPバーナー | イワタニ タフ丸Jr | |
重量 | 1.4㎏ | 約1.6 kg(ケース込重量:約2.5kg) |
重量についてもほぼほぼ互角。
ただ、HOME&CAMPバーナーの方が、サイズが小さい分重量感を感じます。
いずれにしてもそこまで重すぎず運搬も楽にできる重量となっています。
カラー
見た目の美しさも比較の対象となります。スノーピークは3色展開で好みの色に合わせて購入することが可能。
一方、イワタニは一色のみとなっていますが、キャンプ好きが好みそうなカラーリングとなっており幅広い年齢層に人気があります。
スノーピークの使用時はガスがすっぽりと隠れて使用できるのもかなり高得点となります。
タフ丸については、市販のガス管では本体からはみ出てしまいます。短いガスを買うのか、ガス管にカバーを付けるなど工夫が必要になります。
まとめ
人気の商品ですが、今のところ両方とも現在は品切れもなく購入可能です。
結局どっちもいいという結果になってしまいましたが、好みはどちらでしょう?
お気に入り商品を長く使って、息子の代まで使っていきたいですね。
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