この記事は
京都近辺の登山を楽しみたい
京都・愛宕山に色々なルートで登りたい
電車で気軽に行ける登山ルートが知りたい。
という方にオススメです。
私は、1980年生まれ。普段から週末には10~20kのランニングで汗を流しています。歩くスピードは速い方だとよく言われます。コースタイムの参考にどうぞ。
京都・愛宕山とは?
京都市の西にそびえる「愛宕山(あたごやま)」。
京都には信仰に関係する山が多く、伏見稲荷大社のある稲荷山と並んで、愛宕山はまさにその代表格。全国に約900以上の分社を持つという「愛宕神社」の総本宮が鎮座されています。
標高は924m。京都市で二番目の高さを誇ります(1位は、左京区にある皆子山971m)
表参道(清滝)からは約4kmの道のりで、初心者や高齢者の方の登山が多く、救助事案が年間約20件前後発生しているとのこと。
京都・愛宕山の登山ルート
京都府警のHPに、清滝から愛宕山までの「表参道」、「月輪寺参道」、「大杉谷道」の3箇所のルートの目印や分かれ道等の写真を登載した安全マップが掲載されています。
愛宕山の登山ルート地図がありますので参考にどうぞ
京都・愛宕山 幻の保津峡ルートとは?
今回は、あまり知られていない愛宕山山頂への登山ルートを挑戦しました。
山と高原地図にも今回のルートは記載されていませんでした。
登山開始
2021/9/10 今回は気合を入れて、始発列車に乗り登山道へと向かいました。
嵯峨野線 山陰本線の保津峡駅で下車します。
保津峡駅で下車しましたが、この駅周辺には全く何もありません。自動販売機とトイレがあるぐらいなので食料の買い出しなどは事前に終わらせておきましょう。
登山口
登山口へは、保津峡駅を下車し歩いて5分ほどの場所にあります。
駅から一本道を歩いて橋を渡ると、道が二股に分かれるので右へ曲がります。そこから50mほど進むと左手に山へ登れる道が付いています。
標識などは何もないため見過ごしてしまうかもしれませんが、目印は車が置けそうなスペースがある場所です。
登山開始
9月10日の夏も終わりかけの登山で、朝のこの時間はまだ辺りは真っ暗。ヘッドライトを付けて慎重に進みます。
登り始めでもそこまで急な坂道ではなくウォーミングアップにはちょうどいい登りとなっています。
愛宕山への本参拝道では無いため標識などは一切ありませんが、一本道のため迷うことはありません。
5:43 朝日が昇ってきました。幻想的な景色に出会うことができました。
5:52 荒神峠(長坂峠)に到着
京都 水尾と落合を結ぶ通路としてよく使われた道で京都市内の展望もよかったとのこと。今はスギ林で何も見えないためそのまま先に進みます。
ここからは急に登りが急になります。天気も良く今日も暑くなりそうな予感がしました。
登山で大切な水分補給
山登りで一番大切なものは水分ですが、私はナルゲンのボトルを常に持ち歩いています。簡単な作りで汚れも付きにくいし何といってもこぼれない。そして軽い。
水分だけでなく行動食を入れるなど色々な使い方が出来るので便利です。
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本参拝道と合流
6:21 登山開始から1時間6分で、嵯峨嵐山 清滝からの登山道と合流。
ここからは、立派な参拝道が付いているためルートにまようことはありません。ひたすら登りとなります。
水尾別れ
ここで、水尾という地域からの登山道とも合流。帰りはこの道を降りてバスに乗れば保津峡の駅まで移動できます。
バスは一日の本数が少ないため注意が必要ですね。
休憩小屋まで用意されています。時間的に早すぎたのかここまで人には会っていませんが、下山時にはここで休憩されている方もおられました。
黒門
6:44 黒門に到着。古くからある立派な門が残っていました。
写真付きの説明書きを見ると、当時の状態で残っているとのこと。結構大きな建造物です。どうやって作ったのか?昔の方の建築技術には脱帽です。
神社に近づくに連れて石垣など昔から続いている雰囲気が出てきました。
愛宕神社到着
愛宕神社に近づくにつれて石垣など当時の状態をイメージできそうな景色を感じることが出来ます。
6:51 登山口出発から1時間40分で、順調にトラブルもなく愛宕神社へ到着
最後に立派な石段を上がれば愛宕神社の参拝となりますが今回はスルーさせていただきました。
京都 愛宕山 三角点ってどこにあるの?
京都 愛宕山の三角点は実は愛宕神社への階段を上がったところではなく別の場所にありました。
最後の石段を右にスルーし竜ヶ岳登山道までの間に謎の小さな看板
気になって行ってみると愛宕山三角点の文字が!こんなところにあったのか!三角点
展望もそこそこあったのでちょっとした寄り道でいいものを発見できました。
竜ヶ岳
せっかくなので隣の山、竜ヶ岳まで足を運ぶ事にしました。
愛宕山からはコースタイムでは片道約一時間と記載されていましたが、いざ挑戦してみると片道30分で到着しました。
この、竜ヶ岳からも残念ながら展望は望めませんでしたー 残念
まとめ
愛宕山へは、家から近い事もあり何度か足を運んでいます。半日登山としては丁度いい山ではありますが、難点は、展望が無いことでしょうか。
嵯峨嵐山からのルートであれば登山道から京都が一望できるスポットがあるみたいです。
毎週20キロのランニングのおかげで昔より楽に登山できるようになってきました。
なかなか遠くのアルプスには行けないので近くの山でトレーニングを続けていきたいと思います。
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