キャンプ界の隠れ大御所ギアといえば、間違いなくこのテーブルが選ばれるでしょう。
発売当時から大人気で常に品切れ状態であった、ハイランダー ウッドロール テーブル。
このテーブルが、キャンプ界の大御所と呼ばれる理由を徹底的に解説していきます。
ハイランダー ウッドロール テーブルってなに?
発売された時期は、キャンプブームが始まった頃。ギアに独創性が生まれ、価格も吊り上がっていた時期でした。
みんなが、個性的でおしゃれなキャンプ道具を求め始めた時代でした。
六角形の組み立て式テーブルがSNSで話題となりお高い商品なのに品切れ状態。当然一般金欠キャンパーには購入はできません。
みんなが、適正価格でおしゃれギアを欲しがっていた丁度その時に登場したハイランダー ウッドロール テーブル。
当時は取り扱い店舗が、「ナチュラム」一店舗のみ
折りたためばコンパクトになるウッドロールテーブルって当時はあっても高価なものばかりで、その狭き門に血眼になった金欠キャンパーが群がったというのが当時の嘘のようなホントの出来事です。
ハイランダー ウッドロール テーブルのスペックと種類
今回紹介するのは、幅が90cmのもので、発売当時から人気のある商品です。
スペック
名称 | ウッドロールトップテーブル2 90 HCA0191 |
メーカー | Hilander(ハイランダー) |
使用サイズ | 90×43×60cm |
収納サイズ | 91×12×20cm |
重さ | 7kg |
耐荷重 | 30kg |
素材 | ブナ |
現在は、色々な所で購入できるようになったため、品薄状態は解消されています。
値段が、1万円前後なので人数の多いキャンプでも対応できるように2個購入しました。とても便利だしもう他のテーブルが欲しいと思わなくなったのでほんとの意味でコスパ最強です。
種類
今は種類も増えています。
サイズ展開は2種類、幅が90cmと120cmです。
また、カラーもナチュラルカラーとダークブラウンカラーに増えています。
当時、ダークブラウンカラーがあればそっちを購入したかった…。
高さが違うパターンも発売されています。
この商品は、幅は90cmで高さが70cmとなっています。キャンプ用語でいうと、ハイスタイルのキャンプに適したテーブルですね。
キャンプはブームがあり、ハイスタイルとロースタイルが交互に人気が出てくるらしいです。
今は圧倒的にロースタイルがブームですが、いずれ来るハイスタイルを先取りするにはマストアイテムとなるでしょう。
ハイスタイルへ挑むなら椅子の購入も必要になりますが・・。
ハイランダー ウッドロール テーブルの人気の秘密
人気の秘密は何といっても、価格の安さだと思います。今は、安いものが多く登場していますがこのスペックで1万円前後はお得!
見た目も他と引けを取らないでしょう。
そりゃ、六角形で真ん中に焚火台置いて、何かを焼きながらテーブルを使えるのもいいと思いますが、スタンダードな構造の方が色々な場面で活躍してくれます。
組み立て方
組立方法はとても簡単です。
物を見れば直感で組立できる方も多いのではないでしょうか?
まず、パーツ紹介
組み立てる前に、ウッドテーブルの組立前の状態を紹介しましょう
写真のように、天板部分と足の部分に分かれています。足の部分を組み立てた後に天板を載せてしまえば出来上がりです。
足部分の組立
コンパクトになるように折りたたみが可能な構造になっています。
持ち上げただけで足が開いてきますので、隙間などに指が挟まれないように出来るだけ中心部分を持って作業しましょう。
キャンプ中のケガは最悪ですからね。注意しましょう。
足を2本とも広げると今度は本体部分も開きます。
もうこの時点で、地面に置いても大丈夫。黒い金具部分をしっかり固定させましょう。これをしていないと、重いダッチオーブン料理などを置いたときに傾いて倒れてしまうかもしれません。
これで、足の部分は完成
天板を乗せる
天板は、ロール状に巻いた状態で保管されています。私はできるだけ上面に傷がつかないようにロールを伸ばすときは持ち上げて広げています。
天板の一番端両側のパーツに穴が開いていますので、足の部分にある棒に片側だけ刺して反対に引っ張ります。
まあまあの力が要りますが慣れれば誰でも設営できます。
もう反対側にも同じような棒があるのでそこに固定すれば完成です。
組立にはそんなに時間がかからず、1分ぐらいで完了します。キャンプは設営の連続なので誰にでも早く組立できればそれに越したことはないでしょう。
使ってみて
実際の使用感について説明します。
安定感については、足がテーブルの端にあり重量もそこそこあるため、なにも載せていなくてもしっかり安定しています。
地面の状態が悪すぎない限りぐらつくことはありません。
サイズ的にも結構大きいので、キャンプだけでなくバーベキューでこれだけ大きなテーブルがあれば便利です。
組立も楽なので、屋外で何かするときには結構頻繁に登場してくれるアイテムとなっています。
ファミリーやグループでのキャンプが多い方には2個セットで購入するのがオススメです。
同じテーブルの方が統一感も出ますしテーブルが広いと子供のお絵描きなど遊びの幅が広がります。
デメリット
人気テーブルでも欠点はあります。長年使って分かったデメリットと対処方法について説明します。
袋が弱い素材でできているため破損しやすい
テーブルは頑丈な作りになっているのですが、値段を抑えたせいなのか、袋の強度がどうしても弱い作りになっています。
なので、使用し続けると破れる前に、袋の生地の内側がはがれてしまい細かいゴミのようなものがテーブルに付着してしまいます。
取り出したときに、テンション下がります。キャンプ設営中のテンションMAXな時なので気になりませんが、一瞬でも下がりたくない。
なので、自作でテーブルBAGを作成しました。
BASEの私のショップページがありますので興味のある方は是非どうぞ→リンク
弱い部分が壊れる
木製のキャンプギアなため、何度も使用しているとどうしても弱い部分が破損してしまいます。
ウッドロール テーブルの弱い部分は、ズバリ天板を固定しているこの部分!
テーブルを片付ける時に、2本同時に抜かないと天板のゴムの力がこの一本だけに掛り、簡単に折れてしまいます。抜けかけてる状態が一番危ない!
僕は故障の原因を分かっているため注意して片付けますが、ほかの誰かが片付けてくれると壊れてしまいます。
もし、壊れてしまった場合の修理方法について説明します。
天板が外れてしまう
天板とゴムは実はホッチキスのようなもので固定されています。
コ型の釘のようなものが刺さっているだけなので、使用している間に抜けてくることがあります。外れないように釘が打ちまくってありますがそれでもどうしても外れてしまいます。
テーブルなので天板がないと悲しいことになりますよね?歯抜け状態ではせっかくのオシャレキャンプが台無し。
テーブルクロスを上手に活用して隠してしまいましょう!っていうのもアリですが。
これも、木製のキャンプギアなので仕方ありませんが、修理できるものは修理しながら大切に使っていきましょう。
修理方法
値段の安い分、どうしても修復が必要になってくる商品です。うれしいことに修理するたびにテーブルへの愛情も高まっていきます。
修理方法については、こちらでまとめてみました。
どこにでもあるもので簡単に修理していますので困った際には参考にしていただければと思います。
まとめ
キャンプ道具は長く使うことで、コストパフォーマンスもよくなり使えば使うほどお得になります。
無理に高いものは買わなくても、統一感のある心地の良いサイトを目指しましょう。
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