【自作キャンパー必見】べニア板でイグルーのジャグスタンド 細かいコツも紹介

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キャンプへ行けば行くほど、欲しい物は増えていくばかり。

出来るだけ費用をかけずにキャンプを楽しみたい方、必見の記事となっています。

出来るだけ少ない工具で、自分専用のキャンプ道具を作成しました。

作りながら気づいたコツなども惜しみなく紹介しています。

作成時間:約1時間  予算:500円(材料費のみ)

自作キャンプギア ウォータージャグスタンドの製図

今回は、私が所有している「イグルー ウォータージャグ」専用のスタンドを作成しましたので寸法も専用のものとなっています。

ジャグスタンドは基本的な形は変わりませんので、自分の所有しているジャグに合わせたお好みのサイズに変更して作成しましょう

「イグルー ウォータージャグ」専用のスタンド作成に必要な工具・資材

作成に必要な工具についてはこちら。

ホームセンターでも購入できる工具ばかりなので、手軽にDIYにチャレンジできます。

のこぎり

まずは、木を切るためののこぎりです。

出来るだけ、刃の部分が細かいものの方がきれいに切ることが出来ます

特に今回使用するべニア板は要注意!薄い板が何枚も張り合わされている素材のため切り方を間違えるとボロボロになってしまいます。

私が、現在使用しているノコギリも同じ商品ですが、これ一つで色々と作成してきました。よく切れるしやすくて使いやすい。オススメです。

やすり

切断部分を整えるために必要な工具。

紙やすりでもぜんぜん代用できますが、私が使用している物はやすり部分がなかなかすり減ってこないので長い間使用できます。

実は、紙やすりよりもコスパいいかもしれません。

今回は、一番悩まされたべニア板の切断面を整えるために重宝しました。

カッターナイフ

今回の作成に途中から登場したカッターナイフ

どこにでもあるので家の中を探せば出てくるような工具です。

紙を切るのではなく、木を切断するので細めのナイフを使用する方は力の入れすぎによる刃こぼれに注意しましょう。

電動ドリル

木材の中間部分を切断するときに使用しました。

ドリルで穴をあけて穴の部分をのこぎりで切断していきます。(後で説明あります)

この、電動ドリルが一番手に入れにくいものだと思います。

この先もDIYを続けていくのであれば、絶対必要な工具になりますので 思い切って購入するのもありかもしれません。

長い間使用できる国産のバッテリー式の物をお勧めします

予備バッテリーがあればなおよし。結構長い間使用できます。

電動ドリルが無い場合

電動ドリルが無い場合の施工方法を考えてみましたが、例えば、ねじや釘を数か所打ち込んで外して穴をあける方法もありかもしれません。

試したことが無いので、木材が割れたりするかもしれません。問題ない箇所で試してみましょう。

使用する資材

資材については、べニア板が残っていたのでそのまま使用することにしました。

べニア板の厚みは、8mmのものを購入しました。

べニア板の厚みは太いほど丈夫になりますが、重くなり持ち運びが大変になります。

薄いと若干ですが反ってしまうことがありますが、加工が楽で持ち運びも楽に出来ます。

あと、大きいサイズでしか売っていないので、現地で切断し車に乗せるなど色々と工夫が必要です。

ジャグスタンドの作成手順

実際に私が作った手順で紹介したいと思います。

材料へのマーキング

実際に材料にマーキングをしていきます。

後で消せるように鉛筆などでマーキングすることをお勧めします。

直角がわかるような物差しがあると、正確にまっすぐな線を引くことが出来るのでおすすめです。

出来るだけ正確にマーキングしましょう。切り終わった後にずれていたりしても、一度切ってしまうと修正できません。

また、あとちょっとだけ切るのは予想以上に大変です。

べニア板の切り方のコツ

マーキングに沿って、のこぎりを使用し切断していきます。

ここで切断のコツを伝えていきたいと思います。

べニア板は薄い板が何枚も重なってできている素材のため、切断方法を間違えてしまうと簡単にはがれてしまいます。

切断の時にはがれてしまった状態

カッターナイフで補助

まず、切断する線に沿って、カッターナイフで切れ目を入れていきます。

一番上の部分が一番はがれやすいので先に切れ目を入れておきましょう。特に切り始めの部分はノコギリが安定しないため深めにナイフを入れる事をお勧めします。

ノコギリのコツ

次にノコギリでの切断方法ですが、ノコギリは刃の形状から引くときに切るものですが、一番最初はゆっくりと押しながら切れ目を入れていきましょう。

切り口が安定しない時は、ノコギリが暴れてしまいズタズタになってしまいます。切り始めはゆっくり丁寧に!

また、ノコギリの角度は切り始めから出来るだけ角度を寝かせて切断していきます。ノコギリを立てて切断すると板の上面がはがれてきます。

最後のギリギリまでは、寝かした状態で切断しましょう。これで、はがれる確率がグッと下がります。

中間部分の切断方法

次に、中間部分を切断していきます。

ノコギリでは木材の端から切断していきますが、中間も切断しなくてはいけません。

これが出来るようになると、DIYの幅がグッと広がります。頑張りましょう。

ドリルを使用して穴あけ

ここは、文明に頼ってドリルを使用します。

ドリルの大きさはできるだけ小さいものがいいのですが、今回は3mmサイズのドリルを使用することにしました。

マーキングした切断部から少し不要な部分へずらして、直線状に約3cmの幅で穴を連続で空けていきます。

 

この穴の個所からノコギリを入れていくので、出来るだけ穴と穴の間は狭くして切り込みが入れやすいようにします。

あとはノコギリで少しづつ穴を広げていきましょう。最初は、板の表面をこすってるだけになりますがだんだんと穴が深くなっていき貫通します。

あとは、普通の切断方法と同じです。出来るだけ斜めに寝かして切断しましょう。

切断面のやすり掛け

切断箇所は、やすりできれいにしましょう。

ここで大切なのは、板がはがれる方向にやすり掛けをしないこと。

必ず、切断面に沿って斜めにかけていきましょう。

上の写真の状態から、やすりを手前に引くとたぶん板がはがれますので、押すか横向きにやすり掛けするか。

とにかく、はがれてしまったらテンション下がりますので細心の注意を!

途中確認は忘れずに

すべての切断が完成したら、とりあえずジャグが収まるか確認しましょう。

ギリギリを攻めた方が自作感が出て私は好きですが、攻めすぎてこの時もやり直しました。

5mmほどだけ切断するのは大変でした。

これできっちり収まっているのを確認できました。

交差部分の切断

一番難しそうな交差部分の切断ですが、思ったより簡単に出来上がりました。

切断よりも、マーキングの方が大切です。組み立てた時にずれないよう真ん中を出してマーキングしました。

切断幅もギリギリを攻めた方が組み立てた時にしっかりします

切断方法は、今までと変更はありません。一番底の部分は、ドリルで穴をあけてナイフややすりで微調整しました。

あとは、この隙間に板がしっかりと収まるか確認しましょう。あと少しが入らなかったためナイフで微調整しました。

これで、切断完成です。あとは組み立てるだけですね。

組み立てて完成

こんな感じに出来上がりました。

真ん中の隙間をギリギリまで攻めたおかげで組み立ててもぐらつかずにしっかりとしたものに仕上がりました。

ジャグを乗せてみるとこんな感じ

こちらの隙間もほとんどなく、自分のギア専用スタンドの完成です。

まとめ

こんなに安く作成できれば、コストパフォーマンスは十分だし、自作することで愛着も沸くでしょう。

お金をかけるところと節約するところをうまく使い分けて低予算でも楽しめるキャンプをこれからも目指していきたいと思います

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