キャンプや山登りなどのアウトドアで欠かせないのが食事。外での食事はいつもの何倍もおいしく感じることができます。
その中でも、ワンランク上のイメージが強い「炊飯」という工程
昔から、キャンプ炊飯で一度は経験のある「芯が残った」や「焦がした」など、キャンプの醍醐味として言い伝えられてきましたが、本当は、おいしいご飯が食べたいんや!!
いろんな方の失敗からできた便利なクッカー「trangia(トランギア) メスティン TR-210 」を紹介したいと思います
万能クッカー「trangia(トランギア) メスティン TR-210」
trangia(トランギア)というメーカーから発売されている、 メスティン TR-210
山でもキャンプでも使える、どんな料理にも適していると話題のキャンプギア
trangia(トランギア)からは2種類のサイズが発売されており、今回はレギュラーサイズのメスティンをご紹介します。
trangia(トランギア) メスティン TR-210を使う前の大切なシーズニング
購入してから使用するまでの間に、ひと手間を加えれば安全においしく料理が楽しめます。
シーズニングなんて必要ないと言われる方もおられますが、やっといた方が後々、先輩面できます。「シーズニングって結構大事だよ!」って。
簡単な工程なのでやっておいて損はありません。ぜひ。
やすりを使ってバリ取り
工場で大量生産されているもので、金属製なので製品の淵などにはバリが発生しています。
直接口が当たるところなので、初めに処理しておけば後々ずっと快適に使用できます。
やり方は簡単、紙やすりなどを使用し本体と蓋の淵を手触りがよくなるまで磨くだけ。
注意点は、アルミという金属は柔らかいため磨きすぎると無くなってしまいます。
コメのとぎ汁で保護被膜
メスティンはアルミ金属そのままでフッ素加工などの焦げ付き防止処理などが無いため、コメのとぎ汁の力を借りて簡易的な保護被膜を作ります。
一度やっておけば効果は一定期間持続します。定期的にコメを炊いておけば継続的に保護被膜を形成し続けることになります。
ぜひ、コメを炊き続けましょう。
ということで、やり方は簡単。大き目の鍋にコメのとぎ汁を入れメスティンと一緒に炊くだけ。
アルミ臭さも取れるとのことなので、一度はやってみましょう。
trangia(トランギア) メスティン TR-210で炊飯にチャレンジ
trangia(トランギア) メスティン TR-210を購入された方は、まず炊飯に挑戦してください。
逆に、メスティンを購入し炊飯に挑戦しない人はいないんじゃないか?というぐらいおいしく炊けると評判ですのでぜひ。お勧めします。
コメを洗って水に浸す
コメというのは、カラカラに乾燥しているため水を十分に吸わせてから炊飯するのがおいしく炊けて効率的な方法です。
最低でも30分は水に浸しておかなければならず、炊飯で20分かかるとすると約1時間もかかります。手っ取り早くおいしいご飯を炊きたいですよね?
私は、効率的にキャンプ飯を作るために家でコメを洗って水に浸した状態で持ち歩いています。
水の量はアバウトでも大丈夫?
コメを炊く時の水の量って結構シビアに感じている方も多いのではないでしょうか?
私的には、結構アバウトでも大丈夫と思っています。炊飯中吹きこぼれたりすることもありますが最終的に上手に炊けているからです。
とはいっても、目安となる数字が気になりますよね?
基本的にコメ1号に対して、200mlというのが決まっています。コメの種類のよって多少違うので世界レベルでは通用しない法則かもしれません。
無骨のメスティンにはメモリがありませんので200mlを図る必要があります。でも、大丈夫。水の量をリベットの中心に調整すればばっちりです。
ちなみに研究に研究を重ねた結果、わたくし1.5号までの炊飯に成功しております。
その時の水の量はこちらとなります。
沸騰するまでは強火でOK
メスティンは蓋が軽いので、石などのおもりを載せ浮き上がり防止に努めましょう。
蓋の隙間から湯気が出てきたら沸騰した証拠です。
吹きこぼれてきたら弱火にして様子見
湯気が出てしばらくすると、水分が吹きこぼれてきます。
できるだけ、吹きこぼれを防ぐためにもギリギリの所まで弱火にします。
ここの火力の調節が難しいのですが、少しだけ水分が出てくるようにしておけば、
水分が出なくなった=ご飯が炊けた の合図になります。初めは分かりにくいので思い切って蓋を取って確認しても問題ありません。
水分が出なくなったら10秒ほど強火にして最後余分な水分を飛ばします。
最後は大切なムラシ作業
以外に大切なムラシ作業。ひっくり返して5分ほど放置しておきます。
この時、タオルなどで包んで放置しておくほうがふっくら仕上がります。温度が下がってもおいしさが半減しますので保温の意味もこめて包んであげてください。
ホカホカのご飯が出来上がります。
ご飯だけじゃない!trangia(トランギア) メスティン TR-210の簡単レシピ公開
煮る・蒸す・焼く・炊く・燻すとなんでできるメスティンですが、私もキャンパーの端くれとして心を込めて作ったキャンプ飯を紹介します。
メスティンで洋風パスタもお手のもの
いきなりご飯とは違うものを紹介してすみません。
この作り方は、一つのメスティンで作れますのでアウトドアでも気軽に試すことができます。
見た目もおしゃれな感じに仕上がてくれますので炊飯を習得した次の料理にぜひ。
季節を感じるぷりぷり漁師飯
時期を選べば、リーズナブルで豪華な料理も楽しめます。
スーパーにホタルイカが並ぶ頃、同時に海産物を購入し作った漁師飯。
記事を書いている途中でも食べたくなってしまう絶品料理でした。
蒸すの代表作。追加アイテムで簡単シュウマイ
蒸すといえば、シュウマイ。って人も多いのではないでしょうか?私は茶わん蒸しです笑
追加のアイテムがあれば、料理の幅が広がり蒸す・燻すというジャンルが追加されます。
その、追加アイテムとはこれ⇩
メスティンの底を嵩上げするものですが、これを使えば簡単に蒸シュウマイを楽しめます。
下に水を入れ、アイテムの上にクッキングシート、その上にシュウマイを並べれば準備完了。
あとは、数分火にかければ完成。
からしと醤油で逸品が完成しました。
色々挑戦したい方はこちら
今や、キャンプ飯レシピ本が数多く出版されていますが、メスティンに限定したレシピ本も出版されていますので紹介します。
まとめ
個人のアレンジ次第で、無数にできるアイデアレシピ。
食べ過ぎに注意しつつも、自分の大好物をアレンジした最強レシピを考えてみるのもいいんじゃないでしょうか?
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